(ちょうがくじ) 公式サイト 121021



関西花の寺十九番札所



奈良盆地の東、連なる山並みに沿って南北に走る古道・山の辺の道の途中、竜王山の麓に立つ。
俗に釜口大師といい、空海が淳和天皇の勅願により天長元年(824)に大和神社の神宮寺として創建し、48もの坊舎と300名を超える衆徒を擁して大いに栄えた。正中元年(1324)に興福寺大乗院門跡の聖信が門主になり、室町時代には大乗院方の国民であった楊本氏に保護された。戦国時代には、境内東の竜王山に居城を構えた十市氏と松永久秀との合戦では、境内でも激しい戦闘が行われ、傷ついた十市氏の武将が本堂に逃げ込み息絶えたこともあったという。現在の本堂の庇には当時縁側として使われていた板が張られており、武将の血の跡という足型のようなシミが残っている。



文亀3年(1503)の兵火により伽藍が焼失し、豊臣秀吉によって寺領を没収されるなどの災難はあったが、慶長7年(1602)に家康から寺領を与えられ、正堂(本堂)、不動堂、愛染堂、御影堂、鐘楼、五重石塔、弥勒石仏、鎮守社および寺中坊舎二十坊をもつ寺院となった。



桜やアジサイ、カキツバタなど四季折々に美しいが、特に約1,000株ものツツジが有名。




鐘楼門 【重要文化財】
創建当時から残る日本最古の鐘楼門。現在は別に鐘堂が建てられているが、当初は柿葺のこの門内で鐘を撞いていたと思われ、上層には鐘を吊った遺構が残っている。



鐘楼門
鐘楼門






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