(いこまたいしゃ) 公式サイト
生駒山頂を真西に望む竜田川の西岸に位置する式内大社で、正式には往馬坐伊古麻都比古神社(いこまにいますいこまつひこじんじゃ)という。創建年代は明確でない。生駒山を神体として祀る自然崇拝であったとされている。
天平2年(730)の『大倭国正税帳』に「往馬神戸稲弐百壱拾玖東、云々」とあり、大同元年(806)の『新抄格勅符抄』にも神戸三戸とあることから、奈良時代からすでに祀られていた由緒ある神社であることがわかる。
また、平安朝の書物である『北山抄」や『元要記』、『亀相記』等には「火燧木(ひきりぎ)神」の記載が見られ、伊古麻都比古神、伊古麻都比賣神は古くから火の神としても尊ばれ、龍田大社の「風の神」と廣瀬神社の「水の神」とともに、民衆の信仰を集めてきた。
国内最大の祭祀であり、歴代天皇の即位の大祀である大嘗祭に用いられる火燧木は、代々往馬大社より献上したもので、今上陛下の大嘗祭にも、橿原神宮で行われた紀元二千六百年祭にも往馬大社の火燧木が使用された。
このような歴史の元に、毎年10月体育の日の前日に執り行われる御例祭(火神祭)は壮大な火祭として、市内近郊はもとより遠方からも多数の参拝者があり、古くから朝廷の深い信仰を受けてきた。
神社境内を覆う鎮守の杜は奈良県の天然記念物に指定されており、太古から変わらない自然の森を今に伝えている。
往馬大社
往馬大社
拝殿
拝殿
楼門と手水舎
楼門と手水舎
祓戸社
祓戸社
戎神社と南末社
戎神社と南末社
英霊殿
英霊殿
北末社
北末社
観音堂
観音堂

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