(しまのやまこふん)
奈良盆地の中央、寺川と飛鳥川に挟まれた南東から北西に延びる微高地上の北端に築かれた大型前方後円墳である。古墳の主軸はこの微高地の方向に沿い前方部を南東に向ける。
全長200m、後円部径98m、前方部幅93mで約35~40mの水をたたえる周濠に囲まれている。
墳丘は三段築成のようで葺石と埴輪列をもつ。後円部は墳頂が削れら埋設施設の内容は不明だが、かつて南北に主軸をもつ竪穴式石室があったと推定され、その天井石と思われる石が隣接する神社などに置かれている。
また、前方部頂部では発掘調査で木棺を粘土で覆った粘土槨の埋設施設が検出された。木棺はコウヤマキ製で全長は7.45m、主軸は東西に向けている。被覆粘土内には130余点もの鍬形石、車輪石、石釧の石製腕飾類が置かれ、棺内からは三面形鏡のほか、石製合子、玉類、剣・刀子、櫛などが出土した。
島ノ山古墳
島ノ山古墳

住所 磯城郡川西町唐院
アクセス 近鉄 結崎駅 ~徒歩25分
時間 自由
費用

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