(むろうじ みえどう) 【重要文化財】 建立以来、何度かの改変・修理を経て、昭和50年(1975)からの修理で当初の姿に復元された。俗に、伊賀大師と呼ばれて近世には特に伊賀国の信仰を集めた。 方一間の母屋のまわりに庇をつけた一間四面堂で、宝形造(ほうぎょう ...
室生寺
室生寺 弥勒堂
(むろうじ みろくどう) 【重要文化財】 正面3間、側面3間、入母屋造、柿葺で、様式から鎌倉時代中期頃の建立と考えられている。 ただ、当初のまま残るのは、方一間の内陣だけで、側廻りは近世に造り直されている。 外部からは見えないが、内陣と屋根との間に中間 ...
室生寺 金堂
(むろうじ こんどう) 【国宝】 五重塔にやや遅れて建立された。正面5間、側面5間、一重、寄棟造、柿葺の堂である。 もとは、根本堂・薬師堂と呼ばれ、江戸時代に室生寺が真言宗となってから金堂と称されるようになった。 母屋(もや)は桁行3間、梁間1間で、四周 ...
室生寺 灌頂堂(本堂)
(むろうじ かんじょうどう)【国宝】 棟が高く荘重な趣があるとされている。『建内記』の後伏見上皇諷誦文(ふじゅもん:死者の冥福を祈るため、三宝への布施物や布施の趣旨などを記した文章)によって、延慶元年(1308)に供養されたことが知られる。 正面5間、側 ...
室生寺 五重塔
(むろうじ ごじゅうのとう) 【国宝】 塔の可憐な姿が山中の風景と調和し、多くの参詣者を魅了している。塔を見上げる場所によって様々に変化する美しさを見せてくれることも魅力である。 平成12年(2000)に完成した災害復旧工事を通じて、柱間の寸法が天平尺より ...
室生寺
(むろうじ) 公式サイト 西国薬師第八番札所 奈良盆地の東方山間、奈良県と三重県の県境に近い室生山に立ち、同じ真言宗の高野山が女人禁制だったのに対し、女性の参拝も受け入れたことから「女人高野」と親しまれている。桜や紅葉の美しい寺としても知られるが、より ...