律令政治が整い、仏教も定着し、唐様式が取り入れられ、大型の金銅仏が造立されるようになる。 また、伽藍配置は仏舎利を納める塔中心から仏像を安置する金堂中心に移っていった。これを現身仏(仏舎利)重視の考え方から理仏(仏像)重視の考え方への変遷によるものであ ...
寺社建築
伽藍配置(飛鳥時代)
日本に仏教が伝えられたのは552年(もしくは538年)、朝鮮半島の百済の聖明王により欽明天皇へ仏像・経典が伝えられた。 古代寺院の伽藍配置は、仏舎利を安置する塔を信仰の対象としたため、塔が寺院の中心に位置するものである。 飛鳥寺式 寺院の中心に塔 ...