あおによし

奈良の地理、歴史、遺跡・古墳、寺院、建築・絵画、伝統行事などをノート形式でまとめたブログ です。
奈良検定受検対策と奈良情報、奈良の風景写真に関する内容が中心です。

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2016年8月6日にホームページ「aoniyoshi」http://eich516.comを開設し、当ブログの記事をベースとしたページを順次作成して、更新しています。

今後は活動の中心をホームページとしますので、当ブログは移行後、閉鎖する予定です(2017年8月予定)。

【奈良市・大和高原】

(きゅうだいじょういんていえん) 大乗院は、寛治元年(1087)に創建された興福寺の門跡寺院の一つである。治承4年(1180)の兵火後、元興寺別院禅定院の地に移り、大乗院家となる。宝徳3年(1451)の徳政一揆による火災で焼亡後、関白・一条兼良の子息である尋尊(じんそ ...

2013.11.09撮影 旧大乗院庭園の紅葉風景を文化館側から撮影。あいにくの曇り空で重たい雰囲気があるけど、これも趣ある風景?とも言える。 東大池の中島に渡る朱色の橋が象徴的で、紅葉の紅色と調和した景色は地味であるけど、どこか印象的な風景となっている。 ...

紅葉で色付き始めた奈良公園を散策。浮雲園地エリアからスタート。東大寺に近いので、多くの人がいて賑わっていた。ただ、あいにくの曇り空。 浮雲園地エリアの風景 濃い紅色の紅葉 新公会堂へと向かう道は紅葉で色付いていた。 新公会堂と紅葉 飛火野エリアへ移動。 ...

2013.11.02撮影 平城宮跡の東側はススキが一面に広がるエリアがあり、そこから第一大極殿を望む風景を撮影。あいにくの曇空だったので、空の色はクリアに出ていないけど、秋景色のイメージとしては、少しどんよりした感じの方があっているかな。 ススキって意外と撮る ...

(こんぶいん) 閑静な桜並木の道を少し歩くと突き当りに重厚な大門がある。石段と清楚な庭の奥に本堂が立ち、季節には椿とサツキに彩られ、奈良で最も美しい尼寺のひとつとされている。ただ、拝観には事前の電話予約が必要で、期間も3~6月と9~11月の9~11時と限定されてい ...

奈良・町家の芸術祭 HANARART(はならぁと)2013(公式サイト)の奈良きたまちエリアが、今年は11/1~11/10で開催されているので、散策してきた。 近鉄奈良駅の北側一帯を指す呼び名で、東は東大寺、北は般若寺あたりまでを含み、奈良時代には平城京の外京として栄えて以来 ...

(げんめいてんのうりょう) 元明天皇は第43代天皇であるが、生前から自らの葬儀は簡略に実施することを遺命とした。すなわち火葬した場所をそのまま墓とせよという薄葬の思想であり、現在その陵は平城山の西方に延びる丘陵上に治定されている。 現在の地に治定された経緯 ...

(しょうむてんのうりょう・こうみょうりょう) 佐保山が西へ延びていく丘陵の南斜面に並列するように位置し、二陵とも陵形は山形であり、墳塋(ふんえい)の状況は明らかでない。陵墓地形図から、陵の最高所に円丘状の高まりを見出すことができるが、原初の形状を示してい ...

2013.10.13撮影 東大寺二月堂から大仏殿を望む。気持ちの良い秋晴れだったので、空を強調した構図で撮影。空の青さがとても印象的だった。 所々、秋色に色付きはじめた様子をアクセントにして、秋晴れを表現した。二月堂からは朝焼けや夕暮れ、夜景など、どの時間帯で ...

(ならづひこじんじゃ) 鎮座地は奈良市北端、平城山の東端に位置し、京都府との県境、奈良(京)街道に面した所にある。祭神は春日大社との関係が深く、古くは奈良坂春日大社と呼ばれていたようで、石灯籠にも春日社と刻まれているものがある。 中央に祀られる平城津彦神( ...

(たむけやまはちまんぐう) 東大寺八幡宮と呼ばれ、東大寺の鎮守であった。奈良時代、聖武天皇が大仏を造営した時に、宇佐八幡神を東大寺大仏守護神として勧請。天平勝宝2年(750)2月に、八幡神を迎え、神仏習合の形となり、その後、東大寺僧侶も事あるごとにその神助を仰 ...

般若寺は「コスモス寺」の愛称で知られ、その名は全国規模となっている。境内には35種15万本が咲き乱れる。見頃は毎年9月下旬~10月下旬。 本堂とコスモス 十三重石宝塔とコスモス 楼門から十三重石宝塔への道 楼門とコスモス 観音石仏とコスモス 水瓶に浮かぶコスモス ...

(ならまちこうしのいえ) 主屋(三室1列型、通り庭、つし二階)、中庭、離れ、蔵で構成される奈良町の伝統的な町屋を再現し、奈良町のポイントスペースになっている。 格子の始まった時期は不明であるが、室町時代末期(1550年頃)の洛中洛外(町田・上杉両屏風)では、ほ ...

今年9月16日~11月30日まで薬師寺 東塔の水煙をはじめとする相輪全体の特別公開が行われている。昭和25~27年の東塔修理以来、61年ぶりのことであり、通常では至近距離で見ることのできない白鳳の美を目の前にできる貴重な機会と注目されている。 東塔水煙 降臨展の入口 平 ...

今年が鑑真和上円寂1250年ということで、10月5日~7日の3日間、御影堂が特別公開された。 庭園風景 庭園の風景を楽しむ参詣者 廊下 庭園西側の風景 庭園風景(東側) 御影堂出入口付近の風景 御影堂 【重要文化財】 建設当初は興福寺の別当の一つ、一乗院の御殿で ...

天平古刹であるが、境内を進んでいく前に、ばら庭園、ゴルフ練習場、食事処、薬草風呂などの施設を併設しているので、一風変わった印象を受ける。 案内所近くの鳥居 鳥居をくぐる前を右に進むと、ばら庭園がある。見頃はもう少し先かなという感じだったけど、一部はしっ ...

(りょうせんじ) 公式サイト 奈良市の南西部の矢田丘陵東麓を流れる富雄川沿いにあり、天平時代に開いたと由緒ある古刹は神仏習合の名残を今に伝える。境内は手入れが行き届いていて、谷を挟むように本堂【国宝】、三重塔【重要文化財】、内外金箔押しの弁財天の金殿、総 ...

(さいだいじ あいぜんどう) 本堂の西前方に東面して建つ。入母屋造、正面5間の不規則な柱間ですべてに格子戸を立てる。 明治6年(1769)に上棟した旨の棟札に「近衞摂政殿下内前公御寄附」とあり、寺では近衞内前(このえうちさき:1728~1785)の御所政所から移築した ...

(さいだいじ ほんどう) 【重要文化財】 南門を入って真っ直ぐに北進すると、東塔跡の向こうに寄棟造の本堂がある。宝暦2年(1752)の建立であり、正面7間、側面5間、一重寄棟造、本瓦葺で、正背面に3間の向拝を付け、木階で縁に上る。 内部は外回り一間分を外陣と ...

(とうだいじ しょうろう) 【国宝】 現在の鐘楼は重源上人の跡を継ぎ二代目の大勧進職に任ぜられた栄西によって、建永元年(1206)から建保3年(1215)の間に再建された。 重源上人の採用した大仏様に、別の宋様式などを取り入れ改良した建築様式である。 吊るされて ...

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