(はせでら) 公式サイト 西国三十三ヶ所 第八番札所 草創について諸説あるが、創建当初の遺品である銅板法華説相図に刻まれた銘文によれば、朱鳥元年(686)に川原寺の僧 道明が天武天皇のために現在の五重塔近く(当時は「西の岡」と呼ばれていた)に安置したのが始 ...
寺院
西大寺
(さいだいじ) 南都七大寺 女帝の称徳天皇が道鏡と結びつきを強めていく中、権勢に陰りが見え始めた藤原仲麻呂(恵美押勝)の謀反が発覚し宮中が騒然としていた天平宝字8年(764)9月11日に、女帝が鎮護国家の祈りを込めて七尺の金銅四天王像の造顕を発願したことが始ま ...
唐招提寺
(とうしょうだいじ) 公式サイト 世界遺産(古都奈良の文化財) 南都七大寺 天平宝字3年(759)に、聖武天皇の招きによって来日した鑑真和上が天武天皇の皇子・新田部親王旧宅の平城京右京五条二坊に律宗の道場を開いたことに始まる。当時、日本の仏教界には正式に授 ...
元興寺
(がんごうじ) 公式サイト 世界遺産(古都奈良の文化財) 南都七大寺 蘇我馬子が飛鳥に建立した法興寺(飛鳥寺)を前身とする寺院。平城京遷都に伴い養老2年(718)に法灯が移され、元興寺の名で新たに伽藍が建立された。平城京左京四・五上条の六・七坊に南北五町、 ...
薬師寺
(やくしじ) 公式サイト 世界遺産(古都奈良の文化財) 南都七大寺 天武天皇9年(680)に天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を願って薬師如来を祀る寺を藤原京の地に建て始めたが、完成を見ることなく朱鳥元年(686)に崩御したため、代わって夫の遺志を継いで持統 ...
橘寺
(たちばなでら) 新西国三十三ヶ所 第十霊場 正式には上宮皇院菩提寺。古い記記録には「橘尼寺」の名で見える。聖徳太子創建七ヶ寺のひとつ。創建の経緯は明らかでないが、天武天皇9年(680)に橘寺の尼房十房が焼けたことが記されていることから、その頃までに成立して ...
飛鳥寺
(あすかでら) 新西国三十三ヵ所 第九番霊場 日本初の本格的寺院。飛鳥川の東に位置し、日本の仏教の出発点となった寺は当初、「仏法を興す寺」法興寺とも元興寺とも呼ばれた。その法灯を継ぐ現在の寺は、正しくは安居院(あんごいん)という。 仏教の受容に積極的だっ ...
金峯山寺 蔵王堂
(きんぷせんじ ざおうどう) 【国宝】 吉野山のシンボル。高さ28m、正面26m、側面27m、檜皮葺。木造古建築では東大寺大仏殿に次ぐ大堂である。創建は定かでないが、足利方に攻められ全山が焼亡した正平3年(1348)をはじめ6回の火災に遭い、その都度再建された。現在の建 ...
金峯山寺
(きんぷせんじ) 公式サイト 世界遺産(紀伊山地の霊場と参詣道) 役行者を開基とする。金峯山(きんぷせん)は蔵王堂のある吉野山の麓、吉野川六田柳の渡しから大峯山寺のある山上ヶ岳の少し南、化粧(けわい)の宿まで続く一連の山々の総称。役行者は金峯山で修行中 ...
興福寺
(こうふくじ) 公式サイト 世界遺産(古都奈良の文化財) 南都七大寺 天智天皇8年(669)に中臣鎌足の病気平癒のために妻の鏡女王が山背国 山階陶原に堂を建立し、山階寺(やましらでら)と名付けたのが起源。その後、山階寺は飛鳥に移されて厩坂寺(うまやさかでら) ...
法隆寺
(ほうりゅうじ) 公式サイト 世界遺産(法隆寺地域の仏教建造物) 南都七大寺 斑鳩寺あるいは法隆学問寺ともいう。飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築として広く知られる。用明天皇が自らの病気の平癒を願って寺を造り薬師像を祀ることを命じたが、念願果 ...
東大寺
(とうだいじ) 公式サイト 世界遺産(古都奈良の文化財) 南都七大寺 奈良公園を通って参道を進むと、運慶作の仁王像が守る南大門あり、ここで鹿に餌を与えて楽しむ人が多い。鏡池に映る伽藍を眺めながら中門【重要文化財】へ、真正面に大仏殿があるが、入口は回廊の ...